【映画】『HOMIE KEI〜チカーノになった日本人〜』感想 : 人生波乱万丈すぎちゃう?
本日の映画は『HOMIE KEI〜チカーノになった日本人〜』です。
一言感想:KEIさんの人生、波乱万丈すぎる!!
こんな人にオススメ:KEIさんファンの人必見!
KEIさんの人生が時系列に沿って語られてます。
オススメ度 8 / 10
「アメリカ極悪刑務所を生き抜いた日本人」「チカーノになった日本人」
など多数出版されているKEIさんの生い立ちを時系列で追っていく
ノンフィクション映画です。
あらすじ
生まれてからどんな人たちに育てられ、どのような経緯でヤクザになっていったか。
そしてなぜアメリカの刑務所に入ったのか、現在は一体何をやっているのか、
と、今までKEIさんが歩んできた道のりを赤裸々に本人が語ってくれています。他にもKEIさんと親交が深い人たちも出演していて、KEIさんの昔話に花咲かせています。
感想
お金の使い方稼ぎ方が豪快!
KEIさんのヤクザ時代はバブル経済だったということもあってお金の使い方稼ぎ方が豪快だった。
という話が本作の中で語られているんですが、バブルを体感していない僕からすると想像もつかない世界の話で刺激的でした。
一度体験出来るならしてみたい時代です。
人生どうなるか分からない
KEIさん自身人生で一番影響を受けたのはアメリカの刑務所だったかもしれない。
と言っているぐらいKEIさんの中でアメリカの刑務所から何か感じるものがあったらしいんですが、
その中でも
「人に心の底から感謝を伝えること。」「家族を大事にすること。」
この2つが特に影響を受けたそうです。
アメリカ刑務所から出所し日本に帰ってきた時には
心の底から人に感謝を伝えることができるようになったそうです。
チカーノギャングの人たちは極悪非道な人ばっかりじゃないのか!?と
思っていた僕ですが、チカーノギャングたちは感謝をすること。仲間や家族を思いやること。というのは大事にしていたらしく、まさか刑務所の中でこんなことを教えられるなんて思ってもいませんでした。
人生予期せぬところでいろんな影響を受けて人生どこで変わっていくのか全く想像もできないんだなと思いました。
理由はわからないが困っている人がいるからやるだけ。
この言葉は現在、児童虐待やうつ病、非行少年の更生などの活動をボランティアでしているKEIさんに向けてインタビュアーが「なぜそのような活動をしているのか?」と質問した際の答えです。
僕的この映画の中で一番KEIさんがカッコよく思えた瞬間です。
昔は悪いことをしていてその罪滅ぼしの為にやっているわけでもなく、
お金のためにやっているわけでもない。
完全に善意の心だけでやっている。という所に心打たれました。
昔は悪いことやっていたのかもしれないですが、今は善意の心だけで行動しているというのは、多くの人たちも見習うべきところがあるんじゃないかなと思いました。
最後に
KEIさんはすごい人!
雑なまとめですけどこの一言が一番しっくりくるかと思ってそうしました。
KEIさんは両親からの愛を受けずに育ったにもかかわらず、現在は二児のパパだし、他人の子供が困っていれば無償で助けてあげるという活動もしています。
自分が受けていない親からの愛を他人にしてあげることができるというのは、なかなか簡単にはできないことだと思うけどそれをやってのけるというのは凄い!