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【映画】『人生、ブラボー』感想:ダメで最高な父親にホロリと泣ける

 

本日の映画は『人生、ブラボー』です。

公開後大ヒットしハリウッドでリメイクされたカナダ映画。

 

一言感想:心温まりホロリと泣ける

 

こんな人にオススメ:

父親になる又は現在父親という方。

この映画の主人公はダメ人間だけど、父親として人としてはたくさん見習うところがあります。

 

オススメ度:9 / 10

 

人生、ブラボー!

 

youtu.be

 

この映画が原作でリメイク版として

ハリウッドで作られた『人生、サイコー』もあります。

 

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あらすじ

 

報酬を貰う為過去に693回もの精子提供をしたダヴィット・ウォズニアック。

 

その後、病院側が一時期ダヴィットの精子を大量に使用していたことが原因で533人の子供の父親になっていることが判明する。その内の142人が「父親は誰なのか教えて欲しい」と訴訟を起こすことになる。

 

訴訟を起こした142人のプロフィールを弁護士から貰ったダヴィットはプロフィールの中から1人のプロフィール見てバレないように訪問することになる。

それをきっかけに徐々に子どたちに興味が湧いてきて一人ずつバレないように会いに行く。

 

子供の中には、ヤク中やストリートミュージシャン、プール監視員など色々な境遇の子供達がいてその子供たちを陰ながら助けていく内に

自分の正体を明かしたいとという気持ちになるのだが…

 

 

感想

 

ダメ人間だけど最高な人間ダヴィットにホロリと泣ける。

 

仕事もできないし、彼女と連絡もまともに取らない、あるのは借金だけといういい加減でダメ人間だけど、人として最高なダヴィットにホロリと泣けます。

 

表面だけ見れば仕事もできない、いい加減でダメな人間だけど内面は優しさと愛があるカッコいいダヴィットの行動に心温まります。

ダメ人間でもそれを上回る魅力さえあれば周りから愛され付いてきてくれんだなと勇気をもらいました。

自分もダヴィットのような魅力的な人間になりたいと思わしてくれました。

 

「父親になると見習う部分が多いな」と思わせてくれる。

 

育ててもいないし少し前までは顔さえも知らなかった子供達を陰ながら手助けするダヴィットの姿は本当の父親も見習わないといけない部分が多い様に見えてきます。

一般的な家庭とは全く違う形で子供達と関わっていくんですが、その行動は一般的な家庭の父親ではできないような形で関わっていてその姿がカッコよく感動させられます。

 

ダヴィットの父の粋な行動に一粒の涙 ※ネタバレ

 

ダヴィットは裁判で決断に迫られる場面がきます。

子供達に自分が「スターバック」だと名乗り出たい思いは強くなるが、借金があるから訴訟に勝ってそのお金で借金を返済をしなければならない。

でもその行為は子供達を裏切るようで辛い。

お金を取るか良心を取るかで揺れているときにダヴィットの父親がお金のために自分の良心まで差し出さなくても良いと「お前が受け取る遺産分だ」とダヴィットに借金を返せるだけのお金をくれるシーンがあります。

 

父親の粋な計らいが男気があってその男気にちょっと泣けました。

この映画のなかで僕が好きなシーンです。

 

--------ネタバレここまで-----------

 

最後に

 

ダメダメで最高な人間に心温められた。

 

ダメダメな人間なんだけどどこか憎めないような人から好かれるような要素があって、映画中盤頃からはダヴィットのファンになっていました。

 

人として仕事ができるとかなんでもテキパキこなせるとかそんな要素も大事だと思うけど、「人を思う気持ち」「周りから愛される人柄」「皆を愛せる愛に溢れた人間性」の方が大事なんだと思わせてくれました。

 

この映画を見れば人として何が大切なのかということを確認させてくれて

人として1つステップアップできると思います。

そしてダヴィットの人柄に心温めれられることでしょう。