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【映画】『恋妻家宮本』感想:僕の考え方を変えさせてくれた映画

 

本日の映画は阿部寛さん天海祐希さん主演の『恋妻家宮本』です。

 

一言感想:映画のセリフで僕の考え方を変えられた!

 

こんな人にオススメ

夫婦の危機を迎えている方々。

「夫婦は嫌なこともあるけど楽しいこともあるじゃないか」と再確認させてくれます。

 

オススメ度  6 / 10

 

恋妻家宮本

 

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あらすじ

 

優柔不断な50歳中学教師宮本陽平(阿部寛)は、ファミリーレストラン「デニーズ」の料理さえもなかなか決められない。

一方、妻の美代子(天海祐希)はシッカリ者で傭兵をグイグイ引っ張っていく姉さん女房。

そんな2人の息子・正が結婚するから家を出ることになり、結婚27年目にして初めて夫婦2人だけの時間が始まる。

 

初めて夫婦水入らずで暮らすことになり、その記念にワインを開ける美代子。

しかし、あっけなく酔いつぶれた美代子は居間のソファで寝てしまいます。美代子に毛布をかけようと寝室へ向かう陽平。そこで寝室の本棚にある「暗夜行路」という小説がふと目に入りパラパラとめくっているとその中には美代子の署名入りの離婚届が。

激しく動揺する陽平が美代子を叩き起こして問い詰めようとするが…

 

 

感想

適度にふざけてて見飽きない

 

演出の中で適度にふざけていて飽きることなく見れました。

最初の方はコメディー映画なのかなという演出でしたが、途中からそこまでふざけることなくストーリーを見せるところはしっかり見せていて、でも少しふざけているところもあってユーモアのある映画でした。

コメディー映画ほどふざけていなかったので、ストーリーをしっかり見たい派の人も問題なく楽しめます。

 

結婚は大変!でもその中に楽しさがあるものなのかな

 

僕は結婚していないので、結婚の苦労や楽しさがどんなものなのかはサッパリですが、本作の中で結婚生活に悩む夫婦や結婚前のカップルの悩みも出ていて悩みは絶えないものなんだなと思わされました。

赤の他人と一緒に暮らしているのだから悩みや不満が出ることは仕方ないことだと思いますが、本作ではその悩みや不満さえも上回る楽しさがあるから一緒に居てる。という感じだったのが僕に家庭を持つことへの希望をくれました。

 

正しさじゃなく優しさで決める。

 

劇中で出てくるこのセリフが僕の中の判断基準に影響を与えてくれました。

 

正しさばかりを主張する生徒の祖母に対して、

陽平が「正しいことをするのはもちろん大切です。だけど優しいことをする方がもっと大切なんじゃないでしょうか

と祖母に向けてセリフを言うシーンがあるんですけど、このセリフに僕は感動しました。

この後に例え話として戦争の話を出してくるんですが、「なるほどねぇ」と納得させてくれました。

 

僕自身「正しいこと言うだけが正しいことではない」とは思っていたものの、じゃあ「正しさの代わりに何を判断基準にするのか」と言うものは見つけれずにいたので、この「正しさよりも優しさ」という判断基準を自分の中で設けようと思いました。

 

この説明だけではサッパリわからないと思いますが、映画の流れを見た後にこのセリフを聞くと感動するはず。 

 

 

最後に

最高の判断基準を与えてくれた映画でした。

 

ストーリーも良くて満足だったんですが、

それ以上に最高の判断基準というモノを与えてくれたことが良かったですね。

今まで答えにたどり着けなかった、痒いところに手が届いた感じでスッキリしました。

皆さんに響くかは分かりませんが、響く人には響く様な言葉でした。

響くか響かないかは皆さん自身本作を見てから判断してみてください。