ニート モトナミの映画・書籍のススメ

ニートが毎日映画や書籍を紹介していくだけのブログ

【映画】『祈りの幕が下りる時』感想:切なすぎる親子愛に涙しました。

 

本日の映画は『祈りの幕が下りる時』です。

 

一言感想:事件の真相が悲しすぎる。切なすぎる。

 

こんな人にオススメ:

親子の関係が最近上手くいってない人。

この映画を機に普通に生活ができることへのありがたさが湧いてきます。

 

祈りの幕が下りる時

 

オススメ度:10/ 10

とりあえず見て損無しってこと!

ミステリーが苦手な人でも楽しめるはずです。

 

youtu.be

youtu.be

 

本作は原作・東野圭吾の『祈りの幕が下りる時』です。

本作は東野圭吾の「加賀恭一郎シリーズ」の最終章(10作目)です。

シリーズの最終章ですが、今までの作品を知らなくても十分に楽しめます。

実際、僕もシリーズものだったということは見終わった後に知りました。

 

 

あらすじ

 

東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。

被害者は、ハウスクリーニングの会社で働く滋賀県在住の押谷道子。殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。

松宮(溝端淳平)たち警視庁捜査一課の刑事たちが捜査にあたるが、押谷道子と越川睦夫の接点がまったく見つからず、捜査は難航する。滋賀県在住の押谷が何故東京で殺されたのか。

 

やがて捜査線上に浮かびあがる女性演出家・浅居博美(松嶋菜々子)。

押谷道子は学生時代の同級生である浅居博美を訪ねて東京に来たことが分かるが、浅居博美と越川睦夫の間にも接点がなく、捜査は進展しない。

 

松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、捜査を進めるうちに遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。その事実を知った加賀恭一郎(阿部寛)は激しく動揺する。それは孤独死した加賀の母に繋がっていた。

引用:Filmarks映画

 

 

感想

切なく悲しすぎる親子の愛に感動。

 

事件が超難解すぎて最後最後まで全く犯人の予想もできないんですが、犯人が分かった瞬間切なすぎて涙が止まりません。

親が子を思う気持ち、そして小が親を思う気持ちも同じように強いんだと感じさせてくれます。子の為なら自分を犠牲にしてでも子を守り抜く姿に心打たれます。

こんなに切なく悲しい親子愛は無いです。

 

加賀のマザコンのおかげで事件を解決!?

 

事件解決のカギは加賀恭一郎のマザコンのおかげと言っても過言ではないんです。

世の中ではマザコンのイメージは良くないですが、

加賀のマザコンぶりはかっこよかったです。

これで世の中のマザコンのイメージが向上すれば良いなと思ったり思わなかったり…

(ちなみに僕はマザコンではないですよ!)

 

サウンドトラックが感情を揺さぶってくる

 

「サウンドトラックなんだからシーンに合わせて感情に訴えかけるのが普通やん」

 

と思われる方もいらっしゃると思いますが

この映画は他の映画よりもサウンドトラックの良さが際立っていました。

僕は普通に映画を見ててもサウンドトラックなんか気にしないことの方が多いんですけど、本作では怪しい音楽で不安な気持ちにしてきたり、事件が進展しそうな時に壮大な音楽で事件が進展してる感を上手く表現しているのが印象に残りました。

 

菅野祐悟さんという方がサウンドトラックを作っている

というのも調べてしまうぐらいです。

(この方は、「麒麟の翼」「劇場版・新参者」と

 東野圭吾さん原作の映画のサウンドトラックを担当している方でした。)

 

 

最後に

 

『とりあえず見て!』

とにかくこの一言です。

 

ミステリーが苦手、表紙がなんとなく「三丁◯の夕日」感漂ってるから…とか

言わずに見て欲しいですね。

 

最初僕はミステリーをあまり見ないし、なんとく見る気が起きなかったんですが、

アマゾンプライムでTOPに出ていたのでなんとなく見た。という感じなんです。

でも、この映画は僕の中でもトップを争うぐらい良い映画でした。

最高に感動する映画を探しているならこの映画は外せないです。