【映画】『麦子さんと』感想:うーん、普通。
本日の映画は『麦子さんと』です。
一言感想:予告ムービーの期待を下回ってきた。
オススメ度:3 / 10
もう1度見たいとは思わない映画でした。
あらすじ
父親は母と別れ 父親、無責任な兄・小岩憲男(松田龍平)、声優を目指してアニメショップで働くアニオタの小岩麦子(堀北真希)の3人で暮らしていたが3年前に父親が他界しそれからは兄弟二人で暮らす。
そんなある日、兄弟二人で暮らす家に突如消息不明だった母親・赤池彩子(余貴美子)が転がり込んでくる。麦子と憲男は拒絶するが渋々母と一緒に住むこととなる。
それから少し時が経ち、兄は彼女と同棲をする為家を出ることになり麦子と彩子の二人の生活が始まる。だが彩子は末期のすい臓がんを患っておりしばらくして他界してしまう。
麦子は納骨のため母親の地元へ行くことになるが、そこで麦子は何故か人気者に…
理由は母親が地元で人気のアイドルだったからだ。
そして地元の人と触れ合っていくうちに麦子は母の過去を知ることになっていく。
感想
序盤は大した展開も無く普通、中盤も普通、そのまま終盤も普通
予告ムービーの作りからして、母親が家に来たのには深い理由があり、
その深い理由に涙するというストーリーかと思っていたが、そんなことなく大した理由もなく普通に終わってしまったので物足りないなぁと思いました。
ちょっと複雑な家庭の生活をモニタリングしていたのかなというぐらい、
ストーリーの展開もなく、涙するような深い理由もなく普通でした。
キャスティングはぴったりハマっていた
無責任な麦子の兄・憲男の役を松田龍平さんが演じていて、松田龍平さんの気だるさ加減がピッタリでした。
他にも母役の余貴美子さんのちょっとやさぐれた感、温水さん演じるタクシードライバー井本のちょっとストーカーっぽい感じとか、全員が役にしっかりハマっていました。
キャスティングは最高で映画の世界観に入り込めました。
最後に
特に大した展開もなく終始普通だった。
この映画は、母親がキーなんだから母親が来た理由や母親の過去でもっと深い理由が欲しかったです。
ちょっと複雑な家庭なら普通にありそうな日常だったのでもっとストーリー性が欲しかったですね。
キャスティングは良くてみんなの個性がしっかり出ていてそこは良かったんですが、
ファミレスで麦子が憲男に声優の専門学校の入学金を少しだけ貸して欲しいとお願いするシーンがあるんですが、
その手前にいる男性客がステーキを1人で2人前食べているのは
「なんで1人で2ついくねん!」とツッコミましたね。大阪人なんで。
そのシーンもぜひ気にして見てみてください。
ツッコミたくなるはずです。