【映画】『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』感想 : まあ面白かったけど…
本日の映画は『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』
一言感想 : まあ面白かったけど…
こんな人にオススメ :
加賀恭一郎シリーズが好きな方。
次回作「祈りの幕が下りる時」をまだ見てない方。
オススメ度 : 6 / 10
原作は東野圭吾『麒麟の翼』です。
本作は東野圭吾さんの「加賀恭一郎シリーズ」の9作目です。
あらすじ
日本橋の麒麟像の近くで殺人事件が発生する。
事件現場近くで探索中の警察が不審な男・八島冬樹(三浦貴大)を発見し追跡中に冬樹はトラックに轢かれ意識不明の重体に。そしてその冬樹が持っていた物の中に被害者・青柳武明(中井貴一)の所持品が見つかる。
冬樹を容疑者として捜査が進められる中、日本橋所轄の刑事・加賀恭一郎(阿部寛)と捜査一課刑事・松宮修平(溝端淳平)は「何故被害者はナイフが刺された状態で助けも呼ばず日本橋の橋の上まで来たのか」という謎を解明する為に捜査をしていくうちに不審な点が出てくることとなる。
感想
次のシリーズ「祈りの幕が下りる時(10作目)」が良すぎた。
僕は東野圭吾さんの「加賀恭一郎シリーズ」と言うのを知らずに
本作の次の作品「祈りの幕が下りる時(10作目)」から見始めてしまってそれから他のシリーズがあることを知り本作(9作目)を見たのですが、
次回作は話も深く感動する場面があったので本作を見る前からハードルが上がり過ぎていたのかも知れませんが次回作と比較すると次回作の方が圧倒的に面白かったです。
モトナミ大絶賛の次回作『祈りの幕が下りる時』の記事もあるのでそちらもお読みください。
【映画】『祈りの幕が下りる時』感想:切なすぎる親子愛に涙しました。 - ニート モトナミの映画・書籍のススメ
労災隠しはどうなった?※ちょっとネタバレ
青柳武明が日本橋の上で殺害されその後の報道で「労災隠し」をしたと報道されることになるんですが、この労災隠しの真相があやふやで終わってしまうのが少し気になりました。
本当に労災隠しをしたっぽい人は劇中でも出てくるんですが結局誰がやったのかは断言されていないので最後に知りたかったです。
-----------------------------ネタバレここまで---------------------------------
父・武明の意志がカッコいい
映画終盤に息子・悠人(松坂桃李)の意志を受け継ぐシーンがあるんですけど、
そのシーンが僕はこの映画で一番好きなシーンでした。
そのシーンは父親の鑑(かがみ)のような行動で僕も父親になった際に見習わないといけないなと思いました。
かっこいいお父さんっていうのは子どのことを考え行動できる武明みたいな人のことを言うんだなと思わせてくれました。
最後に
まあ面白かったけど、労災隠しの真相があやふやになっていたり
次回作と比較してしまったりして、そこまで僕的評価は高くなかったです。
本作自体そこそこ面白かったので見ようと思っている方は次回作「祈りの幕が下りる時」を見る前に本作を見てください。その方が本作次回作共に存分に楽しめると思います。
ここで僕が大絶賛している「加賀恭一郎シリーズ」の次回作『祈りの幕が下りる時』の映画紹介の記事もあるのでこちらも是非お読みください。