【映画】『Guava Island』感想:Childish Gambino好きなら見るべき
本日の映画は『Guava Island』です。
この映画はアマゾンオリジナルなのでアマゾンプライムに登録していないと見れない短編映画です。
一言感想:Childish GambinoやRihanna好きなら好きなヤツ!
こんな人にオススメ:
Childish GambinoやRihanna好きな人。
オススメ度 7 / 10
Childish Gambinoが好きじゃない人からするとちょっと物足りないかも。
あらすじ
鳥や車やコーヒー豆が誕生するよりも遠い昔、世界の中心に位置している”グアバ”という自然豊かな国がありました。
そこにはグアバにしか生息しない”クレイワーム”という青くて最高に美しい繭を出す生物がいました。その繭から紡がれた絹はみんなから愛されていました。
しかし、愛があれば争いも起きるもの。
その繭を求めて争いが起き、その繭とグアバの島の人々をレッド家が支配しました。
という話が母から聞かされ、母は祖母から聞き、と受け継がれていました。
そして現在へと時が進み、
ラジオDJ、ミュージシャンのデニ(Donald Glover)が土曜日の晩お祭りを開くことになり準備を進めるが、島を支配しているレッド家が絡んできているので心配するデニのパートナーのコフィ(Rihanna)。そんな中お祭りを開催することとなるが…
感想
Childish Gambino好きなら間違いなく好き
映画自体ミュージカルみたいに劇中でDonald Glover(Childish Gambino)が歌っています。大ヒット曲"This is America"も歌っています。
そして、驚きなのが本作の監督がヒロ・ムライなんです。
ヒロ・ムライは"This is America"のPVの監督をしてグラミー賞を受賞した監督です。
そんな監督が再びChildishとコラボで作品を作るということはChildish好きなら見るしかないです。
僕はChildishが好きなのでストーリーよりも所々挟まれるChildishのミュージカルの方が好きでした。
強欲な資本主義を考えさせられる
本作の舞台になっている"グアバ"は元々自然豊かで島の人たちはその中で幸せに暮らしていたのに支配し利益を独占したがるレッド家が出てきて島は支配されてしまう。
というストーリーは少し前の世界で起きていた植民地と重ねているようでした。
僕は現実に目で見ていないので詳しいことは分からないですが
資本主義や人間の強欲さ、幸せとはなんなのか。
ということを考えさせられる内容でした。
Rihannaも歌って欲しかった…
デニのパートナーとして出演していたRihannaなんですが本作では歌わないんです。
デニのパートナーという役柄なんで劇中に結構出ているんだから1曲ぐらい歌って欲しかったなという個人的な願望はありました。
だから、Rihannaファンの方は少し残念に思うかもしれないです…
最後に
歌 演出も良く、ストーリーも少し考えさせらる
監督がヒロ・ムライだけあって劇中のミュージカルはしっかりとPVみたいで完成度も高くテンションが上がる演出でした。
(やっぱりRihannaも歌って欲しかった…)
そして内容は、55分程度の短編映画でストーリーも簡潔でわかりやすいんですがその中でも強欲な資本主義、強欲な人間の欲望について考えさせられるようなストーリーでした。
アマゾンプライムに登録しないと見れないですが、
Childish好きなら登録して見ても損は無いように感じる映画でした。